採用ホームページをご覧いただきありがとうございます。代表の淵田と申します。この教室は2004年に大手チェーンのFC教室として開業、2008年に独立しました。FCで始めた当初は本当にうまくいかず、生徒数もなかなか増えず「都心のターミナル駅のスクールならいざ知らず、この調布という小さな街で生徒数が都心なみになるなんて夢だよなあ…」と、ためいきをつく日々が続きました。その頃はFC本部から紹介されてくるスタッフを採用していましたが、なかなか本部と理念・方向性もかみあわず満足な採用ができている実感もありませんでした。
そこで、まずは自分で採用をやってみよう。と、本部と交渉し、採用を始めました。そして、最終的に、採用も教育も宣伝も運営も自前でやるとなると、FC契約も必要ないと思い、独立しました。
教室は独立してあれれと生徒数が増えていきました。そして、ある時、「こんな小さい街、調布では夢?」と思われていた生徒数を超えました。うれしかったでしょ?って?いや、実はそれがそのことについての幸せ感はぜんぜんだったのです。つまり、そんなものは夢でもなんでもなかった。売上が上がろうが利益がでようが、そんなことよりも大切なことがあることに気づいたからです。先生たちがこの教室の待遇、環境に満足してイキイキみんな仲良く笑顔で楽しく働き、またその喜びが生徒さんに伝わり、生徒さんがまた笑顔になる。「あの生徒さん、出産で一度やめたけど、またかえってくるんです」「生徒さんから誕生日にサプライズでお祝いをしてもらいました!」「昨日、スタッフみんなで飲み会にいって楽しかった」「今年の旅行も楽しい思い出ができました!」「発表会で生徒さんが成長した姿を見て泣いちゃいました…」そんな風な先生たちからの言葉を聞くことのほうが、店舗が増え、利益が増えて、ブランドモノ(別に僕は欲しくないけど)が増えていくようなことよりも、僕はうれしいんだなって。働くスタッフは経営者のマネーマシンではないし、会社は経営者のマネーゲームの道具では決して、ない。
教室に最初はブースは2つしかありませんした。新しくつくった3つめは、『もっと広いブースでグループのレッスンをしたい!』ということで広いのを創りました。(知り合いの経営者は「同じスペースで小さいのを2つ以上つくればもっと利益だせるのに」と不思議がりましたが。)4つめは「一緒に働く人が増えると楽しい」「先生が産休から戻ってくるための場所」など、売上を増やそうというよりは、先生たち、生徒たちが喜んでもらえたらなと思って創ったものです。年に一度の海外旅行も、「みんなで旅行に行きたい」と先生がつぶやいていたのを、えいやあ!と実現させてしまっています。その時は経営的にも赤字でしたが(笑)結果、スタッフ同士仲良くなり、絆も深まって良い結果へと結びついていきました。
ある時、知り合いの社長さんと話をした時に、こんな風に言われました。「淵田さん、会社なんてシンプルなもんですよ。「好きな人と好きなことをやる」それだけだと思うんです。」
誤解を恐れずにいうと、この教室は「僕の夢」ではありません。自分だけの幸せの追求なんかよりも、もっともっと大きな大切なことを僕に教えてくれるために、きっと神様が用意してくれたのかなと思います。
株式会社ドリームヴォイスクリエイト
代表取締役 淵田恭孝